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対照的なリーダーシップスタイル:話す社長と聴く社長

eyecatch

ビジネス界にはさまざまなリーダーシップスタイルが存在しますが、その中でも特に注目されるのが、社員とのコミュニケーションにおいて対照的なアプローチを取る社長たちです。

この記事では、話すことに熱心な社長と聴くことに徹する社長の2つの異なるリーダーシップスタイルに焦点を当て、その特徴や影響について探ってみます。

話す社長

 

情熱的なビジョンを語る 話すことに熱心な社長は、常に自社のビジョンや目標について情熱的に語ります。

彼らは自身の考えやアイディアを率直に表現し、社員たちに情熱を感じさせることが得意です。

しかし、その一方で、社員たちの声やアイディアを聞くことが少ない傾向にあります。

彼らのリーダーシップは、チームに方向性を提供する一方で、意欲的なメンバーが自分のアイディアを主張する場を少し制約してしまう可能性があります。

聴く社長

共感と協力を重視 聴くことに徹する社長は、社員たちの声を大切にし、積極的にコミュニケーションを図ります。

彼らは会議やミーティングで社員の意見を聞き、それをビジョンや戦略に組み込む努力を惜しまない特徴があります。

このスタイルは、チーム全体の共感を生み出し、協力関係を強化する一方で、時には意思決定の速さに欠けるとの指摘もあります。

影響とバランス

 話す社長と聴く社長のそれぞれのアプローチには、一長一短が存在しますが、両者の間にはバランスが求められます。

話すことに熱心な社長が、社員のアイディアを十分に受け入れる機会を提供することで、チーム全体の創造性と自主性を促進できるかもしれません。

一方で、聴くことに徹する社長が、時折自分のビジョンを強く示すことで、チームを一体感のある方向に導くことができるでしょう。

結論

結局のところ、リーダーシップは多様性と柔軟性が求められるものです。話すことと聴くことのバランスを保ちながら、社員たちとのコミュニケーションを築くことが、持続的な成功につながるでしょう。

どちらのスタイルを採用するにしても、相手を尊重し、協力関係を大切にする姿勢が重要です。

一般論は、これくらいにして、

私、河村の経験談。。。

サラリーマンだった私が33歳の時、突然、『(グループ会社)社長をやれ!』と言われ、一旦断るも受けることにしました。

何をそんな偉そうに!

社長を断るなんてありえない!

と言われそうですが、その時の自分には、もっとやりたい事があったのと、社長、経営者は一体どんなことをすればよいのか、このイメージが無かったので、

「はいお受けします」とすぐにはならなかったのです。

しかし、当時の状況は就任するしか選択肢はなく、はじめて社長を経験することになりました。

着任して、すぐに歓迎ムードでないことがわかる…

資金繰りが…とか、

社長!決済してください!とか、

お客様からクレーム来ていますとか、

銀行が!とか、

〇〇さんが辞めたいと言っていますとか、

ビジョンがないとか、

方針がわからないとか

…色々、周りから言われました、

ほぼ一方的です(笑)。

その時、ハッキリを認識できたのが、会社が相当ヤバイ!!というでした。

経験のない私は、社長迷走状態。

社長たる者は…、

経営者というのは…、

といったことを、本から学び、人から学び、あれこれと手を打って、なんとか危機を乗り越えて上手く行き始めたましたが、社長は2つのタイプしかない、と気づきました。

社員(他者)の話を聴きすぎる社長と全く聴かない社長の2種類。

前者は、危機の時に(聴き)過ぎますと更に危機になります。

後者は、事業の成長カーブでやや陰りが見えた時に、強く押し出してしまうと下り坂へ進みます。

どっちも経験しました😓

今、苦しい社長さんもいると思います。

自分は、自分でしかなく、誰にもなれません。

ですから、他者の話を聴くのであれば、まずは自分の軸を持ってから、そして自分を信じてから人の話を聴くようにしてください。

トップなのですから!!

 

独り悩む中小企業の経営者同志が集まり、知恵を出し合うのが今回立ち上げて「CEO-talks」です。

月一回、テーマを決めて、そのテーマの事に対し、経営の現場で、どう考え取り組んでいけばよいのか、また既に取り組んでいる経営者がいればその方から状況を共有いただき、参加者の知恵となるような会にしたいと考えています。

9月のテーマは「コロナ後のビジネスどうなりました?」です。
新型コロナウイルスの影響で、多くのビジネスは急激に変化しました。
その中で、どのような新しいビジネスモデルが生まれてきたか、また、自社はどのようにこれに対応してきたかについての経験談を交換したいと思います。

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投稿者プロフィール

河村直人
河村直人

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